皮膚科

皮膚科について

「皮膚」は体内と外界の環境を隔てる役割を果たし、表皮と皮下組織を含めると体重の約16%を占める非常に大きな臓器です（腹部臓器で最大の肝臓の重量は 体重の約２％）。
皮膚科の診療範囲には汗腺、脂腺、毛包、毛髪、爪甲なども含んでいます。
これらに関する諸症状（かぶれ、かゆみ、赤み、痛み、虫刺され、やけど、にきび、いぼ、脱毛、巻き爪、爪の変色・変形、多汗など）について、全般的に診療していきます。

当院では真菌症（水虫などに代表される疾患）や寄生虫症の顕微鏡診断や、局所麻酔で行える範囲の皮膚腫瘍の切除、その組織診断なども行なっております。
より高度な治療や専門的な検査診断については近隣の高次医療機関や、アレルギー専門医の在籍するクリニックへ紹介するなど、医療連携にも力を入れております。

皮膚科では基本的に保険診療を行なっておりますが、巻き爪の矯正など、一部は自費診療となります。

皮膚科疾患は、人目に触れやすい体表に症状が現れるので、恥ずかしさもあって受診を躊躇されることがあります。
当院では患者さんのプライバシーに配慮し、症状について口頭ではなく、受付時にお渡しする問診票に詳しく記載していただくことも可能ですので、遠慮なくご相談ください。