明けましておめでとうございます。
- 2023.01.01
皆さま、旧年中は大変お世話になりました。
4月に開業して以来、いろいろな方に助けていただきながらの 9ヶ月でした。
本年も患者さんに信頼していただけるクリニックを目指して引き続きスタッフ一同で頑張って参ります。
当ブログでも泌尿器科、皮膚科の身近な病気について話題についてについてみなさんのお役に立つ情報を発信していきたいと思います。
新年1回目の話題は、頻尿症状についてです。
尿意切迫感(おしっこが我慢できないような感覚)と、頻尿を主な症状とする症候群を『過活動膀胱』と呼んでいます。
当院でも男女問わず多くの患者さんにご相談いただく症候群です。お薬での治療を行うことが多いですが、生活習慣を変化させたり、減量(ダイエット)をすることでも頻尿や尿もれが改善する場合があります。
当院でも飲水量や飲料の種類を記録してもらうことで具体的なアドバイスが可能です。
厳密には証明されていませんが、カフェインの摂取量を制限することが頻尿や尿もれにつながるとする報告は多いです。
他には喫煙が頻尿や尿もれ症状のリスクになるという報告もあります。体の冷えを助長するためかも知れません。
からだを温めることでも症状の改善が得られる場合が多くあります。
まだまだ本格的な寒さが続きますが。暖房器具を活用しながら暖かくしてお過ごし下さい。
院長 安食